「仁淀ブルー」はどこへ行けば見られるの?その①にこ淵編

「仁淀ブルー」はどこへ行けば見られるの?その①にこ淵編

近年メディアに取り上げていただいたりSNSの影響もあり、「仁淀ブルー」についてお問合せをたくさんいただきます。
今回はお問合せの中でも一番多い、「仁淀ブルーはどこへ行けば見られるのか」行く際の注意点や周辺の情報もまとめて公開します。

高知の観光 新定番!仁淀ブルー

高知県のほぼ中心を流れる仁淀川は、国土交通省が発表する「水質が最も良好な河川」に過去何度も選ばれている清流です。
その素晴らしく美しい水の色を、地元の方が「仁淀ブルー」と呼び始めました。
秘境とも呼べる少し山奥に位置していますが、その人気は年々増してきています。
こちらでは特に観光客の方々に人気の「にこ淵」、「安居渓谷」、「中津渓谷」への行き方をご紹介します。
その第一弾がこの『にこ淵』編です。

大蛇伝説の残る にこ淵(にこぶち)

地元を撮り続けるネイチャーカメラマンの高橋宣之氏が、この青こそ仁淀ブルーと言わしめた「にこ淵」は、SNSで多くの画像が投稿され、瞬く間に人気スポットとなりました。
しかし、元々は水神様の化身の大蛇が棲む神聖な場所として、地元の方々は決して近寄らなかったそうで、数十年前までは誰も訪れないひっそりとした場所でした。
そんな地元の方の思いを大事にして、飛び込んだりゴミを捨てたりしないようにご理解とご協力をお願いします。

どうやって行くの?

「にこ淵」は秘境とも呼べる少し山奥に位置するため、車で訪れるのがベストです。
所要時間は高知市内からだと約70分、最寄り駅であるJR伊野駅からだと約50分で行くことができます。

運転を避けたい方は、タクシーの利用がおすすめです!
弊社の観光タクシーツアーでは、時間貸切の定額制で各地に点在する観光スポットを効率よく巡ることができます。
利用は事前申込制で「利用日の5日前まで」にお申込みいただく必要があります。
混雑が予想される日は一部、設定除外日としていますのでご注意ください。
 観光タクシーツアー⇒https://niyodoblue.jp/taxi_new/


車の運転に慣れている方なら、レンタカーや自家用車でもお越しいただけます。
お使いのGoogleマップ等では「にこ淵」と検索していただくと迷わず到達できるかと思います。
カーナビの場合は「にこ淵」の登録がない場合が多いです。その場合は「グリーン・パークほどの」(TEL:088-867-3705)に設定してお越しください。
※「グリーン・パークほどの」は『にこ淵』のさらに奥にあるキャンプ場です

駐車場(駐車スペース)は「にこ淵」の入口付近に5つございます。満車の場合は少し離れた場所に臨時駐車スペースがございますのでそちらをご利用ください。
駐車場の空き状況や位置が分かるモニターが国道から林道に入った後にありますのでそちらもご確認ください。

駐車スペースとしていない場所での駐車は周辺住民のご迷惑になりますので、お控えください。

路線バスは利用できる?

公共交通機関で観光をしたい方には、路線バスという手もあります。
ただ、本数が少ない点と、最寄りのバス停から30~40分ほど歩く必要があるため、おすすめしていません。

路線バスはJR高知駅やJR伊野駅から乗車することができます。
最寄りのバス停名は「程野入口」もしくは「土居」です。
「程野入口」で停車するバスは限られているため、停車しない場合はその手前の「土居」をご利用ください。

バスの時刻表は下記URLの県交北部交通24番「八代(西バイパス)・朝倉~伊野駅・狩山口・北浦橋・土居・長沢線」をご参照ください。
http://www.tosaden.co.jp/bus/rosen/timetable/

にこ淵周辺がリニューアルしました!

「にこ淵」は道路から数分下った場所にある滝壺です。

これまでの「にこ淵」は駐車場もなく、ロープを使って降りる必要があり、誰もが行けるような場所ではありませんでした。
そんな中、この美しく神聖な場所をより多くの方に楽しんでいただきたいとの想いから、2020年4月1日に金属製の階段が設置されました。
それでも段差が急で滝壺まで行けない方がいる状況でしたが、この度2025年2月26日に勾配の緩やかな新しい遊歩道が完成しました。

新しい遊歩道は階段の段差が低くなって道幅も広がったほか、新たにスロープも設けられたことから高齢者や子どもでも安全かつ快適に訪れることができるようになりました。

また、入口付近には公衆トイレが新たに設置されたほか、デジタルサイネージも設置され、「にこ淵」の歴史や地元の飲食店の情報、「にこ淵」で守っていただくべきマナーなどを4か国語で紹介しています。

【協力金のおねがい】
周辺の自然環境を維持していくため、ご来場のみなさまに「にこ淵協力金」のお願いをしております。
神聖な「にこ淵」がいつまでも綺麗に保たれるよう、周辺の整備や清掃等に活用させていただきます。
入口に協力金箱を設置していますので、ご検討いただけますと幸いです。

※【 注 意 事 項 】※

◎「にこ淵」は地元住民にとって神聖な場所です。入水、飲食、トイレなどは厳禁です。

◎岩場は大変滑りやすいので、歩きやすく滑りにくい靴でお越しください。

◎ゴミは必ずお持ち帰りください。

◎混み合っている場合は譲り合いをお願いします。

◎事故などについては、地権者、いの町、グリーン・パークほどの、仁淀ブルー観光協議会は責任を持てませんので、十分お気を付けください。

周辺のおすすめ情報① グリーンパークほどの

にこ淵だけではもったいない!
ここからは、周辺のおすすめスポット情報をお知らせします。

まずは、にこ淵から奥に車で約5分にあるキャンプ場「グリーンパークほどの」。

よく整備されたテントサイトだけでなく、バンガローや宿泊棟もあり、キャンプ初心者にもおすすめのキャンプ場です。
周囲には人口の明かりがほとんど無いため、ここから眺める星空は最高!

屋根付きのBBQ棟では、「手ぶらでバーベキュー」が楽しめます。

体力に自信のある方は、登山道をたどって大迫力の程野の滝を見に行くのもおすすめ。

定期的にイベントも開催されているので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
https://www.gp-hodono.jp/

周辺のおすすめ情報② 道の駅633美の里 / 道の駅木の香

道の駅に立ち寄るのが楽しみ、という方も多いのでは?
にこ淵の周辺にある2つの道の駅を紹介します。

1つ目は、道の駅633美の里。
633美はムササビと読みます。
由来は道の駅のスタッフにお尋ねください。
地元の新鮮野菜が人気の道の駅。
地元の味が楽しめる食堂「はちきんや」や「森の小さなお菓子屋さん」で、お食事やスイーツも楽しめます。
にこ淵から南に車で15分の立地の良さもポイントですね。
http://www.633bi.com/

2つ目は、道の駅木の香(このか)。
にこ淵から北へ車で約30分。
目の前には美しい吉野川の流れと迫力の山という大自然が広がります。
川を眺めながら食べられる食堂は「キジラーメン」が人気メニュー。
温泉と宿泊施設も併設されているので、にこ淵の疲れを癒すにはぴったりかも?
https://konokaonsen.com/

周辺のおすすめ情報③ 土佐和紙工芸村QRAUD

最後は、仁淀川のほとりに位置する体験施設、土佐和紙工芸村QRAUDのご紹介です。

まず、道の駅の機能があるので、快適なトイレや大きな駐車場に加え、産直市では地元産品のお買い物が楽しめます。

そして、様々な体験が楽しめる施設でもあります。
ここでできる体験を羅列すると...
◎アクティビティ:カヌー、ラフティング、SUP
◎土佐和紙手漉き体験:紙漉き、うちわ作り、折り染め、しぼり染め
◎機織り体験
これだけできれば丸一日でも足りない...!

さらに、レストランや大浴場が備わった快適なホテルでもあります。
ここで連泊して、仁淀川の自然や文化を思う存分体験するのもおすすめですよ。
http://www.qraud-kochi.jp/

いかがだったでしょうか?
本当はもっとおすすめしたいところがたくさんあるのですが、今回はこのへんで。

さらに詳しく聞きたい方は、仁淀ブルー観光協議会へお問合せください。

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