「仁淀ブルー」はどこへ行けば見られるの?その②安居渓谷編

「仁淀ブルー」はどこへ行けば見られるの?その②安居渓谷編

※平日は時間通行止め規制がある場合があります、詳しくは「事務局からのお知らせ」でご確認ください。

仁淀ブルー特集第2弾は安居渓谷!
「とにかく綺麗な水の風景が見たい!」という方には何と言っても安居渓谷がオススメ。
ただ、仁淀ブルーの人気スポットの3ヵ所の中では一番行きづらいのが安居渓谷です。
安居渓谷の楽しみ方や宿情報、周辺のおすすめ情報も交えてご紹介します。

安居渓谷の見どころ紹介

「安居渓谷」と一口に言っても、見どころはいくつかのスポットに分かれており、代表的なスポットは、水晶淵(写真上)とその先の砂防ダム、荒男谷、乙女川原、飛龍の滝(写真下)、見返りの滝などです。
巡り方にもよりますが、最低でも1時間、できれば2時間が目安に散策をしてください。

時期についてもよくお問合せいただきますが、仁淀ブルーは年中綺麗に見ることが出来ます。
春は新緑、秋は紅葉を楽しめますし、夏は水量の多い時期で迫力がありますし、冬は一番透明度が高いです。
また、GW、お盆前後、11月土日祝は非常に混み合いますので、十分な余裕を持ってお越しください。

安居渓谷内のまわり方

安居渓谷内は広いので、まわり方についてもポイントをお教えします!
簡単に分けると、散策ルートは2カ所に分かれます。
①宝来荘→荒男谷→乙女河原→飛龍の滝
②せり割洞穴→水晶淵→背龍の滝→砂防ダム

①と②の間は少し距離があるので、ゆっくり歩くもよし、車移動をして効率的にまわるもよし。
宝来荘前駐車場以外にも、奥へ進むと小さな駐車場がいくつかありますので、混んでいる場合は、先に奥の方から見てまわるのも手です!

見返りの滝は、車で安居渓谷へ訪れる道中に現れる最初のポイントです。
行きか帰りに車で立寄りをしてみください。

昇竜の滝は、さらにポイントが離れており遊歩道も整備されておりません。時間に余裕があり探検好きな方のみトライしてみてください。

地元ガイドの案内で、安居渓谷を散策するプライベートガイドツアーもあります。
約1時間半 /料金6,000円(1~2名)
3人目より+@3,000円で小学生は+@1,000円
ご予約は2日前の17時まで

おすすめの交通手段

安居渓谷へ行くにはマイカーまたはタクシーが基本となります。
国道439号線は広い道ですが、県道362号安居公園線の約8kmは狭い道が続きます。
途中、いくつか分岐はありますが、看板が立っているので安心です。
安居渓谷唯一の宿、宝来荘の前に広い駐車場があるので、ナビには「宝来荘」を指定するのがおすすめです。

細い道はすれ違いが大変ですので、運転に慣れていない方はタクシーが無難です。
仁淀ブルー観光協議会では、高知市内や伊野駅、佐川駅からのタクシープランもご用意していますので、お気軽にお問い合わせください。

なお、混み合う時期は道路の一部が一方通行となります。
また、日によっては道路工事のための交通規制がある場合があります。
十分にご注意ください。

安居渓谷への行き方
(伊野インターチェンジ出口から194号線を通る)
http://niyodogawa.seesaa.net/article/474796926.html

周辺おすすめ情報③ 民宿いち川

池川茶園工房カフェも徒歩圏内の民宿いち川さん。

このお宿の魅力は何と言っても、目の前に流れる清流・土居川の眺め。
まさに仁淀ブルーの流れが部屋から見下ろせます。

そして、もう一つの魅力は絶品のお料理。
もともと、京都の料亭で修業をされていたご主人が、これでもかと美味しい料理をふんだんに振る舞ってくれます。

美味しいお料理を楽しんだ後は、併設されている(!)スナックで語らうのもまた楽しいですよ。

路線バスで行けるのか?

結論としては「行けるといえば行けますがおすすめしません」です。
国道439号線と県道362号安居公園線の分岐近くに「狩山口」というバス停があり、ここまでは高知駅または伊野駅、佐川駅からの路線バスが出ています。
◎高知・伊野→県交北部交通
https://www.tosaden.co.jp/bus/rosen/timetable/
◎佐川→黒岩観光
http://kurokan.net/charge.html

ここから先は安居にお住まいの方向けの町民バスが走っています。
ただ、本数が1日3本(曜日によっては2本)と少なく、あまり現実的ではありません。
また、バスのサイズも小さいため、混み合う時期は乗れない可能性も出てきます。
◎町民バス
https://www.town.niyodogawa.lg.jp/download/?t=LD&id=2426&fid=16195
でも、裏技もあります。

安居渓谷に泊まると良いことが!

安居渓谷内で唯一の宿、宝来荘に泊まるとこんな良いことが!

◎狩山口バス停からの送迎も可能!
そう、これが上の章で書いた裏技です。
宿の予約時に予め伝えておけば、狩山口バス停から宝来荘までを送迎してくれます。
ただし、GWや夏休み、11月の土日祝などの繁忙期の送迎は難しい場合がありますので、予約時に必ずご確認ください。

◎目の前に仁淀ブルー!
好きな時間で好きなだけ安居渓谷が楽しめます。
特に朝・夕の渓谷は宿泊者だけの特権!
あなただけの仁淀ブルーがそこにあります。

◎選べる宿タイプ
宝来荘は本館の和室の他にバンガローもあります。
一般的な旅館のように利用したいかたは和室がおすすめですが、家族や仲間うちでわいわい楽しみたい方にはバンガローも良いですね。

食事も美味しいので、昼食の利用もおすすめですよ。

宝来荘
https://niyodoblue.jp/hotel/detail.php?id=18

※【 注 意 事 項 】※

【安居渓谷へ行く際の注意事項まとめ】

◎安居渓谷へ続く県道362号安居公園線は狭い道が続きます。運転に慣れていない方はタクシーの利用をおすすめします。

◎観光は一年中可能。ただし、GWやお盆前後、11月の土日祝は大変混み合います。混み合う時期は迂回路の利用をお願いします。

◎道路工事のため交通規制がある場合があります。役場や観光協会、当協議会へご確認ください。

◎渓谷内での遊泳は禁止されてはいませんが、特に景観を楽しむ「水晶淵」「砂防ダム」内ではご遠慮ください。SUPなどリバーアクティビティやキャンプなどでの直火を起こす行為もお控えください。

◎ゴミは必ず全てお持ち帰りください。

◎県立公園ですので、植物の採取や石の持ち帰りなどはできません。

◎遊歩道は滑りやすいため、履きなれた歩きやすい靴でお越しください。

◎安居渓谷内では、トイレは宝来荘にしかありません。散策の前にお済ませください。

周辺おすすめ情報① いけがわ439交流館

安居渓谷の下流、土居川(仁淀川の支流)の流れる町、池川(仁淀川町土居)。
国道439号に面した場所にいけがわ439交流館はあります。

お茶や野菜、木工製品などの地元の名産品が買えるほか、地元の方が集う食堂もあります。
公衆トイレがあるので、安居渓谷の前後の休憩スポットとしても良いです。

交流館から一段下りた場所は公園になっていて、ここからはまさに仁淀ブルーの土居川が眺められます。
特に桜の時期は川岸に植えられた桜並木と仁淀ブルーの絶景がご覧になれます。

周辺おすすめ情報② 池川茶園工房カフェ

安居渓谷から車で20分ほど。
旧池川(仁淀川町土居)の川沿いに池川茶園工房カフェはあります。

地元の茶農家さんが手作りのスイーツを販売されていて、これがめちゃくちゃ美味しい!
一番人気は茶畑プリン(かぶせ茶とほうじ茶の2種類あり)ですが、他にもパフェ、ティラミス、ロールケーキ、水餅などなど、種類も豊富。
どれも少し甘さ控えめの大人の味です。

スイーツを店舗でいただく際にはお茶も付いてきますが、別料金で急須でちょっと良いお茶を注文することもできて、これがまた絶品!

そして目の前を仁淀川の支流・土居川が流れ、春には花桃や桜が咲きます。
絶景×スイーツ、最高ですね。

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