「仁淀ブルー」はどこへ行けば見られるの?その③中津渓谷編

「仁淀ブルー」はどこへ行けば見られるの?その③中津渓谷編

仁淀ブルー特集第3弾は中津渓谷。
中津渓谷は仁淀ブルーと美しい森、巨岩、滝など変化に富んだ風景が魅力で、「仁淀ブルー」の名前が知られるようになる以前から人気のスポットでした。
今回は、中津渓谷の行き方や楽しみ方、周辺の情報をまとめます。

周辺おすすめ情報④ ドライブイン引地橋

国道33号のドライブやツーリングでは必ず立ち寄ると言っても過言ではないのがドライブイン引地橋です。

引地橋といえばおでん、おでんと言えば引地橋。
中でもこんにゃくは、地元スーパーで「引地橋こんにゃく」が売られているほどの知名度と人気を誇ります。

おでんだけではなく、鮎やアメゴの塩焼き、うどんやそば、定食や丼などメニューも豊富です。

ドライブインから道路を渡った斜面には花桃が植えられており、春になるとお花見の人気スポットの一つとなっています。

ドライブイン引地橋
https://niyodoblue.jp/gourmet/detail.php?id=95

中津渓谷の魅力は変化に富んだダイナミックな風景!

中津渓谷は遊歩道が渓谷を縫うように付けられているので、絶景のど真ん中に自分がいる感覚になれます。
中津渓谷へいらっしゃった方のブログではよく「RPGのダンジョンみたい」と表現されますが、たしかに!

変化のある風景を楽しみながら進んでいくと、中津渓谷のシンボル、雨竜の滝が。
独特の形をなす滝の流れとワインレッドの岩のマッチングが素晴らしい名瀑です。

ほとんどの方が雨竜の滝までを往復して帰られますが、遊歩道はさらに続いています。
雨竜の滝の上には、絶景スポットの竜宮渕や石柱があるので、体力と時間に余裕のある方はぜひ足を延ばしてみてください。
渓谷入口から雨竜の滝を経て石柱までの往復は約1.5時間です。

地元ガイドの案内で、中津渓谷を散策するプライベートガイドツアーもあります。
約1時間 /料金6,000円(1~2名)
3人目より+@3,000円で小学生は+@1,000円
ご予約は2日前の17時まで

中津渓谷への行き方

他のスポット同様、おすすめはマイカーまたはタクシーです。
高知市内からだと約1時間20分ですが、松山からも意外に近く、約1時間40分で到着できます。
高知~松山間の車での移動は高速道路が最も早いのですが、中津渓谷をはじめとする絶景スポットが点在する国道33号を使うのが個人的にはおすすめ。

中津渓谷の駐車場は、渓谷入口には3台分しかありませんが、100m手前の旧名野川小学校の校庭が解放されており、こちらには30台ほど停めることができます。
駐車場の看板(写真)が目印です。

国道33号線での行き方(高知西バイパス終点から)
http://niyodogawa.seesaa.net/article/474860164.html

中津渓谷は公共交通機関でも行ける!ただし曜日に注意

中津渓谷は路線バスでの比較的行きやすい点も魅力です。

JR佐川駅から黒岩観光バスの川渡行きに乗車、名野川バス停にて下車します。
バス停からは車道を約700m歩くと中津渓谷の入り口です。

なお、川渡行きのバス、また帰りのバスは本数が少ないです。
佐川駅から出るバスの多くは、途中の大崎止まりなので、乗り間違えのないように。
また、川渡行き(川渡発佐川行き)のバスは、週の内に運航しない曜日があるのでこれもご注意ください。

詳細は黒岩観光バスのサイトをご参照ください。
http://kurokan.net/charge.html

※【 注 意 事 項 】※

【中津渓谷へ行く際の注意事項まとめ】

◎観光は一年中可能。ただし、GWやお盆前後、11月の土日祝は大変混み合います。

◎駐車場は渓谷の入り口手前にある、旧名野川小学校の校庭の駐車場をご利用ください。ゆの森の駐車場はゆの森をご利用の方のみ駐車可能です。

◎渓谷内での遊泳は禁止されていませんが、観光で来られる方にもご配慮をお願いします。また、深場や流れが速い場所など危険個所もあるため、自己責任でお願いします。

◎ゴミは必ず全てお持ち帰りください。

◎県立公園ですので、植物の採取や石の持ち帰りなどはできません。

◎遊歩道は滑りやすいため、履きなれた歩きやすい靴でお越しください。

◎写真撮影に夢中になり遊歩道から転落される事故も起こっています。十分ご注意ください。

◎路線バスをご利用の方は運行曜日と発着時刻を予めお調べください。

中津渓谷に泊まる!

中津渓谷の入り口には「ゆの森」という温泉宿があります。
部屋は和室が3室と洋室のコテージが3室のみ。
いつもかなり早くに予約が埋まる、とても人気の宿です。

日帰り入浴もできる温泉の大浴場は無色透明のアルカリ泉。体の芯から温まります。
食事にも定評があり、和食とフレンチから選ぶことができます。
もちろん、宿泊すると朝一番で誰もいない中津渓谷を散策することができる点もメリット。

冬季は、宿の前の川を青色にライトアップする「仁淀ブルーフェスタ」も実施。

中津渓谷ゆの森
https://niyodoblue.jp/hotel/detail.php?id=26

周辺おすすめ情報① 山村自然楽校しもなの郷

中津渓谷から車で10分上流へ。
「しもな」とはこのあたりの地名「下名野川」から取っています。
廃校となった下名野川小学校を改装し、お部屋は綺麗に改装され、集落活動センター兼お宿として利用されています。
学校の雰囲気はそのまま残され、懐かしい気持ちになります。
すぐ前には中津渓谷の上流にあたる中津川の景色と、夢の森キャンプ場、少し歩くと毎年秋に神楽の舞が行われる二所神社もあります。

また、アメゴ釣り体験やピザ焼き体験など、様々な体験メニューも用意されています。

2020年には目の前にクラフトビールのタップルームがオープン!
自然の中でお酒を楽しむ隠れ家スポットして人気を集めています。

山村自然学校しもなの郷
https://niyodoblue.jp/hotel/detail.php?id=41

周辺おすすめ情報② 秋葉の宿

中津渓谷より車で約10分。
大渡ダムを一望する高台にあるのが秋葉の宿です。
お部屋からも、足元の大渡ダムから対岸にそびえる山までの風景が一望できます。

館内には別枝の集落に伝わる秋葉祭りに関する資料が展示されている歴史民俗資料館も無料で見学可能。

ランチも好評で、大渡ダムを模した「大渡ダムカレー」が人気メニューです。

秋葉の宿
https://niyodoblue.jp/hotel/detail.php?id=21

周辺おすすめ情報③ 茶農家の店あすなろ

地元の茶農家「ビバ沢渡」が経営する「茶農家の店あすなろ」は、絶景が楽しめるカフェ。
中津渓谷から車で15分。
もう愛媛県境もほど近い国道33号沿いにあります。

お店に入ると茶香炉の良い香りがたちこめ、さらに窓の向こうには大渡ダムがせき止めてできた茶霧湖の風景が一望できます。
カフェですのでスイーツが充実していますが、お食事メニューもあり、「あすなろ御膳」はとても手の込んだ一皿でおすすめ。
茶器で入れる沢渡茶も併せてどうぞ。

茶農家の店あすなろ
https://niyodoblue.jp/gourmet/detail.php?id=32

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